那由多の映画ブログ

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ホラー?じゃなかった 映画『CABIN』

こんにちは。

那由多です。

 

今回はホラー映画が見たいなと思って『CABIN(キャビン)』という映画を見てみました。

 

『CABIN』は2012年のアメリカの映画です。

 

「何かおもしろそうなホラーあるかな?」と思い、YouTubeのアプリを開き「キリン 考察系YouTuber」さんが映画紹介していないかなと思って過去の動画を見てみました。

 

そこで『CABIN』という作品を知りました。

 

しかしこの映画は実はホラー「コメディ」というジャンルなんですね。

 

ちゃんと確認せずに見た自分が悪いんですが、内容は面白いのにホラーとしては消化不良という感想でした。

 

前提がちぐはぐなので、当然の感想でしたねw

 

『CABIN』のあらすじをざっくりと

 

『CABIN』は男3人、女2人、うち男女1組がカップルという5人でキャビンという別荘で休日を過ごすという所から始まります。

 

リア充ですね。

 

そして昼間は水着になって近くの湖で泳ぎ、夜になったらお酒を飲んでガンガンに音楽をかけて踊ったり王様ゲームをしたり。

 

カップルが2人でどこかに行ったりしたら残った人の中で恋愛が始まりそうになったり。

 

まさに充実した学生生活です。

 

ただキャビンの中にはマジックミラーで隣りの部屋の様子を見れる部屋があり、昔は牢獄として使われていたかのような不穏さがありました。

 

そして地下室を発見し、王様ゲームのノリで1人が地下室に降りることを命令されます。

 

そこでラテン語で書かれた「ペイシェンス・バックナー」という人物の日記を発見します。

 

その日記には謎の言葉が書いてあり、その言葉を口にするとバックナー一家のゾンビが復活してキャビンを襲います。

 

こういったホラー作品では、まずカップルがみんなと離れていちゃつく時に襲われるのが定番です。

 

離れて行動することはホラー作品では厳禁です。

 

しかしまさしくその定番に則ってストーリーは展開していきます。

 

というのも、この作品は過去のホラー映画のオマージュを多く入れており、ホラー好きであれば楽しめる要素がちりばめられています。

 

ちなみに「キリン 考察系YouTuber」さんの動画では「青春を謳歌していた陽キャたちが一人ずつ消えていくのはざまぁと言う他ありませんねぇ!」と陰キャ丸出しコメントをしています。

 

僕も陰キャなので同意ですw

 

そしてここまでならゾンビ物でオマージュが多い普通のホラー作品ですが、この作品は少しひねってあります。

 

実はスケールが大きい話だった『CABIN』

実はキャビンの中には無数の監視カメラが設置してあり、5人の姿は常にモニターに映されています。

 

そして謎のある組織によって監視されていました。

,

上述のゾンビが現れるシーンではその謎の組織によって、より5人の陽キャが襲われやすいように仕組まれていました。

 

この組織は腐敗しきっており、どんな仕掛けで陽キャグループが襲われるかの賭け事をしたり、ゾンビに襲われているモニターを見ながら祝杯をあげていました。

 

この謎の組織によって全ては仕組まれたことなのですが、実はこの組織には大きな目的があって自分たちの正義に則って行動していました…というお話です。

 

ちなみにこういった腐敗しきった組織には、1人くらいは上司に歯向かう若く正義感が強い男性がいるということがお約束です。

 

こうした正義感が強い男性はアメリカの映画では後々活躍をするものですが、この人に関しては全く活躍せずに早めに物語から退場しています。

 

フラグを立てっぱなしです。

 

この映画は1時間半ほどで見ることができます。

 

長すぎることもなく短すぎることもなくちょうどいい尺です。

 

普段のホラー映画にちょっとした変化球が欲しいなと思っている人にはおすすめです。