こんにちは。
那由多です。
今回は『ラスベガスをぶっつぶせ』をレビューします。
マサチューセッツ工科大学の優秀な生徒のベンは翌年の学費と生活費で30万ドルかかることで焦っていました。
そんな折に教授にブラックジャックの会に誘われます。
ベンの頭の良さに目を付けた教授がベンをスカウトしました。
その時のオーディションには「モンティ・ホール問題」が使われます。
「モンティ・ホール問題」は著名な数学者ですら間違った回答をしてしまう問題です。
教授はベンに3つの黒板を見せます。
「この3つの黒板の後ろに1つは高級車、2つはヤギがいる。どの黒板を選ぶ?」
ベンは1番を選びます。
すると教授は3番を開け、ヤギを見せました。
「ベンあなたは答えを変えますか?」
するとベンは
「変えます。変えた方が正解の確率が66.7%に上昇するからです」
「正解!」
こうしてベンはブラックジャックのカードカウンティングの会に入ります。
ブラックジャックの才能に目覚めるベン
カードカウンティングはカードの数字を数えてブラックジャックで勝つ確率が高いかどうかを見極める技術です。
イカサマではないですが禁止されている州もあります。
カードカウンティングの技術をカジノで使い、ベンは荒稼ぎをします。
しかしベンがカードカウンティングをしている所が見つかってしまいます。
屈強な男に袋をかぶせられ、
「カウントをしたな?」
と問いかけられます。
ベンは濡れ衣だと否定しますが、とうとうカウントをしたことを認めます。
屈強な男は
「カウントはいくつだ?」
と質問します。
ベンは
「プラス15」
と答えると袋を外されます。
すると目の前には教授たちが並んでおり、
「ブラボー」「卒業おめでとう」
とベンの実力をはかるドッキリをしていました。
そしてベンはカードカウンティングの技術を持ってラスベガスに乗り込み…というストーリーです。
この作品は実話を元にしています。
頭良すぎですね。
ただカードカウンティングは技術であり、イカサマがバレたら終わりというドキドキ感や緊迫感はありません。
ということで個人的にはいまいちでした。
ブラックジャックが好きな人はぜひ観てみてください。