密室のサスペンス映画『デビル』
こんにちは。
那由多です。
外界に連絡ができない状況でエレベーターに閉じ込められたら冷静でいられるでしょうか?
想像したら「いや、静かに救助を待つかな」という人が多いと思います。
ただそんな想像を許さないストーリーで展開するのが、2010年に公開された『デビル』という映画です。
ちなみに1997年にも同名の全く別の映画があります。
そして『デビル』という映画をおすすめされたので今回見てみたのですが、もしかしたら1997年の映画をおすすめされたのかもしれないということは内緒です。
設定が練り込まれてて最後まで先が読めない映画『デビル』
この映画はあるビルから男性が飛び降りをすることから始まります。
男性は作中で名前も明かされませんがトラックの上に落ち、早々に物語から退場します。
そして飛び降りの事件の捜査のために現場近くに来たボーデンという刑事が主人公です。
映画のメインストーリーは飛び降りがあったビル内部のエレベーターの中で展開し、エレベーターの中に5人の男女が閉じ込められたことから始まります。
エレベーターの中に居合わせた5人は偶然そこに集まっています。
ただこの5人にはある共通点があります。
推力小説ではありがちな内容ですが、この共通点をエレベーターの中に閉じ込められた当事者がどう解決するかが鍵となります。
そして解決できない人物は亡くなって、物語から退場させられます。
ボーデン刑事はエレベーターの中で凶行が起きたビルの近くにいたので現場指揮を執ることになりました。
ただボーデン刑事が見ているうちにも犯行は行われ、さらに犯人がわからないという状況が続きます。
視聴者はボーデン刑事の目線に立ち、犯人を予想しながら見ると思いますが犯人が誰かわからないと思います。
そして最後の最後にストーリーが大きく動きます。
僕はその瞬間「こわっ!!!」っとなりました。
推理小説などで推理しながら読む人はぜひ観てみてください。
短時間でサラッとサスペンスが見たい人におすすめな『デビル』
この映画は約80分という短い映画です。
なのですぐ観れます。
高層ビルのエレベーターの中という密室で携帯電話の電波はなし。
警備員とは連絡がとれますが、エレベーターの中からの声は聞こえないという状況です。
そしてエレベーターを点検していた会社はだいぶ前に倒産していたという設定。
結構細かい設定があって恐怖心を効果的に煽ります。
ぜひ観てみてください。