こんにちは。
那由多です。
今回はコメディ映画の『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』のレビューを行います。
この映画、個人的にはとてもおもしろくて高評価です。
映画『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』のあらすじ
化粧品会社の「リリー・ルクレア」という会社に勤める主人公のレニーはうまくいかない自身の人生を悲観していました。
明るく笑い合ってくれる同性の友人はいますが、男性には全くモテません。
そして仕事も華やかなオフィスで働ける本社勤務ではなく、暗いオフィスでウェブサイトの管理の仕事をしていました。
そんな境遇に嫌気がさし、自分を変えるためにフィットネスクラブに通います。
レニーはスーツがパツパツになるような体型をしてたからです。
そこでひょんなことから頭を打ち、鏡で自分を見た時に絶世の美女に見えるようになります。
しかし現実は何も変わっていません。
ただレニーの思い込みの力はとても強く、周りの意見も上手く受け取ってどんどん自信をつけました。
よく日本でもコントでありそうな設定ですよね。
なので物語に入り込みやすいと思います。
そして登場人物同士のやり取りもよく練られていて面白く、楽しく見られる作品だと思います。
レニーの現実は何も変わっていませんが、憧れだった「リリー・ルクレア」の本社勤務の志望を出し、受かってしまいます。
そして仕事も恋愛もうまくいきますが、バスルームの透明なドアが閉まっていることに気づかずに頭をぶつけてしまい…という内容です。
アメリカでの評価は辛めな映画『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』
この映画は2018年にアメリカで公開されています。
アメリカでの評価はあまり高くないようです。
その理由は主人公のレニーが太った女性で、それを面白おかしく描いていることに不快感を持つ人が多かったからだそうです。
昨今のポリコレによる評価ですね。
日本ではポリコレの影響が比較的少ないので普通に嫌悪感もなく楽しめたのかもしれません。
そしてこの映画のテーマはおそらく、どんな境遇でも自分自身がどう捉えて振る舞うかによって人生は好転するということだと思います。
ようは「体型とか気にせず自信を持とう」ということだと思います。
しかしこの映画には「芯がない」という意見もあるようです。
先ほど書いたテーマの部分が芯だと思うんですが、そういった評価が多いようです。
なので日本人にはとても合う作品だと思います。
ちなみにあるシーンで主人公が踊り狂う場面があります。
その踊りと体型を見た時に「日本で、もしこの映画を全キャスト日本人で舞台化とかをするなら渡辺直美さんがはまり役だな」と感じました。
実は渡辺直美さんが日本語訳の声優さんで、声をあてていたんですね。
この映画の主人公は渡辺直美さんしかできないと思います。
そんなめちゃくちゃおもしろい映画の『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』をぜひ観てみてください。